解析基盤を自作する:過剰な問い合わせへの「技術的」な回答を探して
今日は「サポート品質の維持」と「解析の効率化」の両面で動いた一日でした。 1. 問い合わせの「抑制」と「誠実さ」のバランス メールの検疫理由に関する詳細な問い合わせを頻繁にいただくお客様がいらっしゃいます。中には業務上の必要性が不透明なケースもあり、リソースの観点からは抑制も必要ですが、サポートとしてはメーカーとしての見解を誠実に返さなければなりません。 この「過剰な問い合わせへの対策」と「適切なレスポンス」の着地点を検討しました。 2. ないものは作る:Grafana + Loki で解析基盤を構築 製品の挙動(PR)を再現・確認するため、社内に独自の解析環境を構築しました。 お客様環境で動作確認をするわけにはいかないため、試行錯誤の結果、以下のスタックでログ解析基盤を作成しています。 構成: Eメールセキュリティ製品 → Nginx(待ち受け) → Promtail → Loki → Grafana 工夫した点: 製品が出力するシスログの形式(RFC3164)が古く、直接Lokiに送るのが難しかったため、Nginxをプロキシとして挟み、JSON形式のログを